毎日使うタオル、最初はふわふわで気持ちいいのに、気がついたらタオルがゴワゴワになっていませんか？
実は、ちょっとした習慣や選び方を見直すだけで、ふわふわのタオルをずっと気持ちよく使い続けることができるんです。
この記事では、タオルがゴワゴワになる原因から、ふわふわに戻す洗濯・干し方のコツ選び方のポイントまで、わかりやすくまとめました。
さらに、どうしても戻らないときの裏ワザや、おすすめの素材・ブランドもご紹介します。
「タオルをふわふわにしたい！」という方は、ぜひ最後まで読んで、今日から実践してみてくださいね。
タオルがふわふわじゃなくなる原因とは？
タオルは最初はふわふわしていて気持ちいいのに、いつの間にかゴワゴワ、ザラザラしてしまった…という経験、ありますよね。
その原因は、大きく2つに分けられます。
繊維のダメージや摩耗による影響
タオルは「パイル」と呼ばれる細かい糸がループ状に立っていて、それが空気を含むことでふわふわ感が出ます。
ところが…
- 使うたびに摩擦で繊維がつぶれる
- 洗濯で繊維が擦れて毛羽立つ
- ループが切れてしまう
このように、繊維のダメージが積み重なると、ループが寝てしまい空気を含みにくくなります。
その結果、硬くゴワゴワした触り心地になってしまうのです。
洗濯や乾燥のNG習慣
日々のお手入れ方法も、ふわふわ感に大きく影響します。特に注意したいのは以下のポイントです。
- 洗剤や柔軟剤の使いすぎ
- 高温のお湯での洗濯
- 長時間の天日干しでパサパサに乾かす
- ギュウギュウに詰め込んで洗う
これらはすべて、繊維を傷めたり硬くしたりする原因になります。
ちょっとした習慣の見直しで、今よりずっとふわふわ感を取り戻せます。
家で簡単にできる！タオルをふわふわに戻す方法
ゴワゴワになってしまったタオルも、洗い方や干し方を工夫するだけでふわふわ感が戻ることがあります。
難しい道具や特別な洗剤は必要ありません。今日からすぐに試せる方法を見ていきましょう。
洗濯の仕方を見直そう
ふわふわ感を取り戻すために、まずは洗濯のやり方を見直してみてください。
- 洗濯機に詰め込みすぎず、タオルが自由に動けるようにする
- 洗剤は適量、柔軟剤は使いすぎない
- 時々「お湯すすぎ」や「お酢すすぎ」で繊維の硬さをリセットする
（お酢はすすぎのときに大さじ1杯程度入れるとOKです）
柔軟剤の過剰使用は逆効果で、繊維がコーティングされ空気を含みにくくなるので、少量に抑えるのがポイントです。
干し方・乾かし方のコツ
乾かし方も、ふわふわに仕上げる重要なポイントです。
- 洗濯後すぐに干して、シワを伸ばし軽くパタパタ叩いて繊維を立てる
- 直射日光よりも風通しの良い日陰で干すのがおすすめ
- 乾燥機を使う場合は短時間でふわっと仕上げる
（完全に乾かす前に取り出して自然乾燥すると、パサパサしにくいです）
干すときにタオルの両端を持って、空気を含ませるように数回パンパンと叩くと、繊維が立ち上がりやすくなりますよ。
長持ちさせたい！ふわふわをキープする秘訣
せっかくふわふわ感が戻ったタオルも、毎日の扱い方次第で長持ちするかどうかが決まります。
ここでは、ふわふわのまま気持ちよく使い続けるためのコツをご紹介します。
柔軟剤やお湯の使い方に注意
柔軟剤は繊維をコーティングしてしまうため、使いすぎると空気を含みにくくなります。
ふわふわを保ちたいなら以下を意識しましょう。
- 柔軟剤は毎回ではなく、2〜3回に1回にする
- できれば少量だけ使う
- お湯ですすぐと繊維が硬くなるので、水ですすぐのが理想
また、熱すぎるお湯で洗ったり乾燥機で高温にしすぎたりするのもNGです。中温程度がふわふわを保つコツです。
収納方法のひと工夫
使わないときの収納にも注意することで、繊維がつぶれにくくなります。
- ぎゅうぎゅうに押し込まず、ふんわりとたたむ
- 湿気がこもらないように、風通しの良い場所で保管する
- 長期間しまう場合は、間に乾燥剤を入れる
収納前にもタオルを軽く叩いて空気を含ませると、見た目もふっくらして気持ちよく使えますよ。
ふわふわ感が戻らない時の裏ワザ
どれだけ気をつけていても、長く使ったタオルはどうしても硬くなってしまうことがあります。
そんなときは、少し特別な方法を試してみましょう。ふわふわが蘇るかもしれません。
重曹やお酢を使った応急処置
キッチンにある「重曹」や「お酢」で、タオルを柔らかくできることがあります。
- 重曹の場合
洗濯する際に、洗剤の代わりに重曹を大さじ2〜3杯入れて洗うと、繊維に残った石鹸カスやミネラル分が落ちて柔らかくなります。
- お酢の場合
最後のすすぎのときに、お酢を大さじ1杯加えると、水道水のカルシウムが中和されてゴワゴワ感が減ります。お酢の匂いは乾くと消えるので安心です。
どちらも簡単で、タオルに優しい方法なので、試してみる価値ありです。
買い替えのタイミングを見極める
それでもふわふわ感が戻らない場合は、思い切って買い替えを検討しましょう。
- 繊維が薄くなり穴があいてきた
- パイルがほとんど寝てしまっている
- 触ったときにゴワゴワ、バリバリ感が強い
こうした状態になっているタオルは寿命のサインです。
清潔で快適に過ごすためにも、新しいタオルに買い替えるのも大切です。
失敗しない！ふわふわなタオルの選び方
新しくタオルを買うなら、最初からふわふわのものを選びたいですよね。
実は、選び方次第で手触りや長持ち度が大きく変わります。ここでは、タオル選びのポイントをお伝えします。
素材や産地で選ぶポイント
ふわふわ感を重視するなら、素材選びがとても大切です。
- 綿（コットン）100%
吸水性が良く、やわらかい風合いが特徴です。特に「超長綿」や「エジプト綿」は高品質です。
- 無撚糸タオル
糸を撚らずに織ったタオルで、繊維の柔らかさをそのまま感じられます。ただし毛羽落ちはしやすいので注意。
- 産地にも注目
日本なら「今治タオル」が有名です。品質基準が厳しく、ふわふわ感と耐久性のバランスが良いのが特徴です。
店頭で選ぶときは、実際に触ってみて、弾力と厚みを感じるものを選ぶと失敗しにくいですよ。
ふわふわ度が高いおすすめタオルブランド
ふわふわ感にこだわるなら、実績のあるブランドから選ぶのがおすすめです。ここでは、特に評判の良いブランドをいくつかご紹介します。
- UCHINO（ウチノ）
日本発の高級タオルブランド。独自開発の「マシュマロガーゼ＆パイルシリーズ」や「スーパーマシュマロシリーズ」は、ふんわり軽くて肌に優しいと評判です。
- Hotman（ホットマン）
吸水力と柔らかさに優れた「1秒タオルシリーズ」で有名。毎日の使用に適した丈夫さも魅力です。
- テネリータ
オーガニックコットンを使用した柔らかさが特徴。環境や肌へのやさしさを重視しています。
どのブランドもこだわりの製法で作られており、見た目も高級感があるので、ギフトにもぴったりです。
用途や好みに合わせて、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
よくある質問Q&A
ここでは、「タオルをふわふわに戻す・保つ」ことに関して、よくある疑問にお答えします。
小さな疑問も解消して、より快適にタオルライフを楽しみましょう。
Q.柔軟剤を毎回使っていいの？
A.実は、柔軟剤を毎回使うのはおすすめできません。
柔軟剤は繊維をコーティングするため、一時的に柔らかく感じますが、繰り返し使うことで吸水性が落ちたり、パイルが寝てしまう原因になります。
2〜3回に1回の頻度で、少なめに使うのがベストです。
Q.乾燥機はタオルに悪いの？
A.乾燥機は上手に使えば、ふわっと仕上がる便利なアイテムです。
ただし、高温で長時間乾燥させると繊維が傷むので、以下のコツを守りましょう。
- 中温で短時間にとどめる
- 完全に乾かす前に取り出し、自然乾燥で仕上げる
こうすれば繊維がパサつきにくく、ふわふわ感が続きますよ。
Q.ゴワゴワになったタオルは復活できるの？
A.完全に元通りにするのは難しい場合もありますが、軽度のゴワゴワなら復活する可能性があります。
おすすめは以下の方法です。
- お酢や重曹を使って洗う
- 洗濯後にパンパンと叩いて繊維を立てる
- 乾燥機を短時間だけ使う
それでも戻らない場合は、買い替えも検討してみてくださいね。
毎日ふわふわを楽しみたいなら——KIKICOCO「カラーミニバスタオル」
せっかく買い替えるなら、最初からふわふわ感にこだわったタオルを選びたいですよね。
そんな方におすすめなのが、旅するブランドKIKICOCO（キキココ）の「オリジナル」シリーズから「カラーミニバスタオル」です。
オーストラリア産プレミアムコットンを使い、甘撚りの糸で織り上げたタオルは、ボリュームがありながらやさしい肌触りが特徴。
空気をたっぷり含んだ糸の柔らかさと、しっかりとした弾力感が両立していて、毎日のお風呂上がりが楽しみになる一枚です。
さらに、標準のバスタオルよりもコンパクトな「ミニバスタオル」サイズで、収納しやすく乾きやすいのもうれしいポイント。
同じシリーズには、持ち運びに便利なカラーハーフハンカチや、洗面所にぴったりのフェイスタオルもラインナップされているので、シーンや用途に合わせて揃えるのもおすすめです。
カラーバリエーションも豊富で、家族で色分けして使うのも楽しいですよ。
毎日をふわふわのやさしさで包みたいなら、KIKICOCOのオリジナルシリーズをぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は「タオルをふわふわに戻す方法・保つ方法」について、原因からお手入れ方法、選び方まで詳しくお伝えしました。
タオルのふわふわ感を保つ・復活させるためには、毎日のちょっとした工夫が大切です。
洗濯の詰め込みすぎや柔軟剤の使いすぎを避けたり、干し方を工夫するだけで、触り心地がぐんと変わります。
それでも戻らないときは、お酢や重曹を使った裏ワザや、新しいタオルへの買い替えも一つの手です。
これからタオルを選ぶ際は、素材や産地にも注目して、自分にぴったりのふわふわタオルを見つけてくださいね。
毎日使うものだからこそ、気持ちよく長持ちするタオルで、日々の暮らしをもっと快適にしていきましょう。
